仄仄山岳会ニュージーランド遠征その6(11月7日〜8日)

●クライストチャーチ〜オークランド〜名古屋までの行程●

    



今日は楽しみにしていた「トランツアルパイン急行」に乗る日だ。
朝食をホテルのバイキングで早々に取り、ガイドさんが同乗するバンで、ホテルを出発、スプリングフィールドという街に向かう。
今回のツアーには僕らの他に、東京の新婚さんもご一緒することになった。
さて、トランツアルパイン急行とは、南島中央部のサザンアルプスを横断して走る山岳列車
テレビ朝日系列の「世界の車窓から」という長寿番組でも紹介された人気の鉄道である。
出発地のスプリングフィールドに向かう途中、ダチョウ牧場に立ち寄る。
今日はいいお天気だ・・・。

    

    

    

    

    



スプリングフィールド駅で列車を待つ。
雪を被った山並みが綺麗だ。
15分後、列車が到着した。
チケットを提示して座席の指定を受ける。
車内の座席は広く、ひじょうにゆったりしており、大きな窓は充分な開放感を感じさせてくれる。
しばらく車窓からの景色を楽しんだ後、車両中央の展望車に移動する。
オープンデッキの車両から見る景色は、スピード感も手伝ってスリルがある。
ただ、ディーゼル機関車が牽引をしているので、トンネルに入ると、排気ガスがモロに襲ってくる。
充分に展望を楽しみ、ビュッフェカーでコーヒーを購入して飲んだ・・・。

    

    



好転が一変、車窓は雨になった。
この鉄道の最高地点アーサーズパスに到着、列車を下りる。
ここから途中、昼食を取りながら南下し、「ロードオブザリング」の撮影地や、川でジェットボート寒すぎる!!!)を見学する。
最後に立ち寄ったヒツジ牧場で、ヒツジの毛狩りを体験。
あまり期待していなかったのだが、これが意外に面白く、P子は羊を1匹丸坊主羊を坊主にするとヤギになる!!)にしてしまった。
お天気が良くなり、牧羊犬がヒツジを追い立てる様子を見る。
犬好きの隊長は、当の犬が嫌がるほど撫で回す。
牧場を去るとき、ちょうど羊の群れが道路を横断していて、たちまち車を囲まれてしまって困った・・・。

  

夕方、クライストチャーチに戻る。
これで今晩、ニュージーランドの最後の夜を迎えるのみとなった。
クライストチャーチの街をゆっくりと買い物をしながら歩く・・・。

  

お腹が空きました・・・」。
ガイドブックに乗っていない店に入ろうということで、メインストリートからちょっと奥まった1件の中華料理店に入った。
JOYFUL」というこのお店、地元の華僑がお客さんのほとんどらしいのだが、めちゃめちゃに安くてボリュームがある。
日本の中華料理店の感覚で注文をしたら、たいへんな目にあってしまった。
青菜炒め」「豚肉とキャベツの味噌炒め」「水餃子」「チャーハン」を注文、ビールも飲んで2400円くらい。
死ぬほどに食べ過ぎて苦しい・・・。

  



苦しいお腹を少しでも消化させようと、再び街を歩く。
クライストチャーチ大聖堂の広場からマンチェスター通りカフェ街で行われているジャズの生演奏を聞いたりする。
週末金曜日ということもあり、どこのカフェも満員。
ビールを飲みながらジャズを楽しむ人たちは皆オシャレをしている。
治安も良いニュージーランドは、今の日本よりもはるかに安全だ。
最後の夜を惜しむように、夜遅くまで街を歩き、ホテルに戻った。
明日は午前6時発のニュージーランド航空NZ−500便でオークランドに発つ・・・。


11月8日土曜日、クライストチャーチからオークランドに飛び、再びニュージーランド航空NZ−093便で名古屋に向かう。
あっという間の8日間であった。
メインのルートバーントラックでの3日間は一生忘れることができないであろう大自然を味わうことができた。
ニュージーランドは何度訪れても飽きることのない、ネイチャーワールドである。
また何年か後に再び訪れたい・・・。

スペシャルサンクス

ニュージーランドトレッキングアドバイス:一宮ハイアドベンチャークラブ・苅谷明氏
トラベルコーディネイト:いずみ総合サービス梶E杉原幸雄氏


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