仄仄山岳会ニュージーランド遠征その5(11月6日)
●クイーンズタウンからクライストチャーチまでの行程●
ニュージーランド6日目の朝を迎える。
今日は小雨まじりの肌寒い朝。
昼にはクイーンズタウンを離れてしまうので、心残りのないように、最後の街の散策をする。
メリノウールの専門店や釣り道具屋さんなどをのぞいたりして時間を過ごす。
スーパーでリプトンのハーブティーのパックを2個購入。
街のいたるところに巨大な木が生えているのが目立つ。
紫外線が日本の7倍もあるニュージーランドでは、植物の成長が凄い・・・。
12時20分発のニュージーランド航空NZ−524便にてクライストチャーチに飛ぶ。
南島最大の人口をもつクライストチャーチは、イギリス以上にもっともイギリス的な街と形容されるような英国様式の街並みで有名な都市。
明るい雰囲気の街に好感が持てる。
クライストチャーチ空港には日本人ガイドの「ミスタータナカ」が待っていてくれた。
独特の語り口のミスタータナカ。
P子はいっぺんでファンになってしまった。
そのミスタータナカが運転する車で「モナ・ベイル」へ。
エイボン川のほとりに建つビクトリア様式の個人住宅と広大な庭園が一般公開されている。
エイボン川では「パンティング」という舟遊びもできるようだ。
広い公園を歩きながらクライストチャーチの説明をミスタータナカからレクチャー。
日差しがすごい・・・。
モナ・ベイルから、DFS(買い過ぎだぞ、隊長!!)を経由して、今日泊まるホテルへと向かう。
ビクトリアスクエアのすぐ前にある「コプトーン・ホテル・クライストチャーチ・セントラル」というシティーホテル。
偶然、クイーンズタウンで泊まったホテルと同系列のホテルであった。
ここでミスタータナカとここで別れ、自室にて旅装を解く。
これから明日の朝までは自由時間である。
さっそく着替えをして街に出かけることにしよう。
ホテルは街の中心街に近いので、大抵のところは歩いていくことができる。
まずはカンタベリー博物館へ。
ここはアムンゼン、スコットなどの南極探検の装備やアボリジニの生活様式を詳しく見ることができる。
見学無料・・・。
クライストチャーチの市内観光に欠かせないのが「トラム(路面電車)」である。
所要時間25分、全長2.5キロのルート上に9箇所の停留所がある。
チケットは1時間券と1日券があり、時間内は乗り降りが自由。
クラシカルな車窓から眺める市内観光も楽しい。
車掌さんからチケットを購入するのだが、隊長の英語がこの車掌さんにあまり通じず、P子が激怒。
意思の疎通ができないまま、適当に乗り続ける。
車両のなかには、移動式トラムレストラン(いちばん下の画像)というのも走っている。
一流ホテルのシェフが調理するフルコースディナーを車内で楽しむこともできる特殊車両だ・・・。
日本食がものすごく恋しくなってきた。
「舞童」という居酒屋さんに飛び込む。
日本人が経営するこのレストランには、懐かしいおなじみの居酒屋メニューがズラリと並んでいる。
2人が好きなものをめちゃくちゃに頼みまくる。
僕は生ガキが美味しかった。
レモン、ポン酢、そしてタバスコのそれぞれの風味で味わう。
タバスコで食べた生ガキの美味しさに感動(これお勧め!日本でも真似をしよう・・・)
最後に飲んだほうじ茶も懐かしく、そして美味しかった・・・。
その4へ戻る その6へ続く