御在所岳(1212m) 滋賀県神崎郡永源寺町 平成14年6月12日

ウィークデーに休暇が取れたので、久しぶりに鈴鹿に行こうと思う。「鈴鹿セブンマウンテン」の取こぼしの内、今日のターゲットは御在所岳に決定した。今までグズグズと登らずにいたのは、山上公園の俗化した雰囲気とロープウェーの存在が大きい。しかし、平日ならば人も少なく、鈴鹿を代表する山の雰囲気に浸れるのではないかと考えた。朝一番に仕事を済ませて、鈴鹿スカイラインに向う。出発が遅いせいもあるが蒸し暑い・・・。

参加メンバー:大槍太郎(単独)

(鈴鹿スカイライン裏道登山口→日向小屋→中道分岐→おばれ石→朝陽台→御在所岳→国見峠→藤内壁出合→藤内小屋→日向小屋→裏道登山口  歩行時間:4時間50分)

    

鈴鹿スカイラインの北谷橋駐車場に車を停める。
最初は裏道からのアクセスを考えていたのだが・・・。
トンネル手前の裏道登山口を登る。

    

ひっそりと静まり返った日向小屋を過ぎると登山道らしくなる。
しばらくは渓流沿いの道で、蒸し暑さを忘れさせてくれる。



しばらく登ると、「中道→」との指導標を見つける。
地図上にはないルートのようだ。
今日は裏道の往復を考えていたのだが、予定を変更して中道を行こう・・・。

    

あまり踏まれていないルートのようだ。
急登もあり、息が切れる。
枝につかまりながらの登り・・・。

    

急登を登り切ると、緩いアップダウンの道となる。
枝道を本道と間違えてしまったようで、ロープウェーの保線用の作業道に紛れ込んでしまった。
しばらく行くと、御在所山の家からくる、中道の本道との分岐に出る。



尾根道に出ると、突然のようにおばれ石が現れる。
自然が創り出したオブジェにしばし見とれる。

    

ピークが見えてきた。
まだまだ先である・・・。
ガレた岩場を行く。
振り返ると高度感が増す。

    



中道の核心部であるキレットに入る。
一旦、鞍部に下るのだが、クサリを使って慎重に降りる。

    

大きな岩を過ぎ、補助ロープのある、急登のザレ場を登る。
しばらく樹林帯の中を行き、急な階段を登ると朝陽台に出る。
朝陽台から釈迦ガ岳方面を望む。


御在所岳その2へ続く。