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(第3日目 白馬鑓温泉~小日向のコル~猿倉  歩行時間4時間)

白馬岳その4からの続き



    

温泉に入った後、急に身体が軽くなり、2人とも爆睡してしまった。
まわりがゴソゴソと起きだす音にも目が覚めなかった。
気が付くと外は明るくなっていた。
「ゲゲ!ヤバイ・・・」。
慌てて露天風呂へ。
さすがにこの時間は混んでいた。
露天風呂から見る朝日が美しい。
雲は若干高めだが、その雲が朝日に焼けて何とも幻想的。
素晴らしいの一言・・・。



「ご飯ご飯ご飯・・・」と呪文を唱えていたら朝ごはんになった・・・。
シンプルなメニューなのだが、またまた美味い。
味噌汁具だくさん最高!!。

    

午前7時、2100mの露天風呂を堪能した鑓温泉を後にする。
今日もくっきりと青空だ・・・。
テン場の横を通り、温泉の沢をトラバースする。
ニュルニュルの岩場はメチャメチャに滑るので恐ろしい。
ぴょん子隊員の腰は完全に引けている・・・。

    



    

あとは下るだけとはいえ、4時間の行程。
途中には岩のヘツリを慎重に歩くところも何ヶ所かあり、油断はできない。
大きく崩れた雪渓や雪のトンネル、シロウマタンポポのお花畑、無名の大滝・・・、鑓温泉から猿倉までのルートも見所イッパイである・・・。



ブナの森に入る。
砂礫の山を縦走してきたぴょん子隊員にとっては安らぎの空間だろう。
あちこちの大木に触れながら歩く・・・。



午前11時、鑓温泉の登山口に到着。
ここより猿倉の駐車場までは林道を10分ほど歩く事になる。
長かった2泊3日の白馬三山の縦走が終わった・・・。


念願の白馬大雪渓を登り、目の覚めるようなご来光を山頂で拝み、至福の露天風呂を堪能した。
「来年も来たいね・・・」とのぴょん子隊員の感想。
ルートを変えて来年もう一度白馬に来ることにしよう・・・。






鑓温泉で流した汗も、4時間の下山で全身汗みどろ・・・。
白馬岳山麓は温泉の宝庫。
有名な温泉場もたくさんある。
ガイドブックに載っていない温泉を見つけた。
「極楽の湯」、午後12時よりオープンの日帰り温泉だ。
ちょうど清掃が終わる5分前に到着した我々は口開けの客として一番風呂に入る。
広い露天風呂と桧の内風呂がイイ。
ちょっと温めのお湯は日焼けの後に心地良い。
ほとんど貸切の温泉の評価は高い・・・。

極楽の湯

入泉料¥500
午後12時よりオープン




登山道で出会った花
   

  

   

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