国見岳(1170m) 三重県三重郡菰野町 平成14年6月22日

爽やかに晴れ渡った土曜日、鈴鹿の国見岳へと車を走らせました。国土地理院の地形図には標高も山名も表記のないピークですが、先日の御在所岳登山の時に、時間の都合でエスケープをしてしまったのが心残りで、再度、御在所岳から国見岳へ登ることにしました。当日はまったく暑さを感じさせない涼しい風が吹き、ピークでは「寒さ」さえ感じたほどでした・・・。

参加メンバー:大槍太郎(単独)

(鈴鹿スカイライン武平峠登山口〜長者池〜御在所岳分岐〜山上公園〜国見峠〜国見岳  歩行時間4時間)

    

鈴鹿スカイライン武平峠の駐車場上の路側帯に車を停める。
トンネル手前の登山口から武平峠へと進む。
10分ほどで武平峠に到着。
ここは鎌ガ岳、雨乞岳への分岐点でもある。
御在所岳方面は三叉路を右に進む。

    

    

樹林帯の中の掘割状の道を進むと、左右がスパッと切れ落ちたやせ尾根に出る。
ここからしばらくは景色を楽しみながらの登りとなる。
途中、岩場に出くわす。
ホールドを慎重に探しながらの登り。
高度感の増す、岩場の登りは単調な登りのアクセントになり楽しい・・・。

    

砂地に足跡を見つける。
どう見ても人間の足跡ではないようだ・・・。
鎖場を越えると峠道の終点に到着する。
ここからは単調な舗装道路が続く。

    

山上公園を過ぎ、裏道方面へ進むと国見岳が見えてきた。
いったん峠まで大下りをする。
水流を渡河し、国見峠へ。
ここから藤内壁に至る裏道との分岐点。

    

四日市方面の俯瞰を楽しみながら高度をかせぐ。
砂地の鎖場を慎重に登ると、背後に大きな御在所岳を望むことが出来た。

  

樹間を抜けると国見岳1170m山頂に到着。
大きな花崗岩が積み重なる小さなピーク。

    

    

岩場に登り、大パノラマを楽しむ。
残念ならが御岳を見ることは出来なかったが、琵琶湖や伊勢湾が綺麗に輝いていた。
頂上からは鈴鹿の代表的な山々の景色も楽しむことが出来る。
しばし、大岩の上で大休止・・・。


武平峠からのアクセスは、短時間でアルペンムードを楽しむことの出来るお勧めのコース。
国見尾根や山頂からの景観は素晴らしいの一言に尽きる・・・。