舗装道路歩きにやや飽きた頃、登山道近道の表示を見つける。
渓流沿いの登山道は、せせらぎを聞きながらの急登となる。
滑りやすい岩を越えて渡河をする。
飲料には不適と思う渓流(上部にキャンプ場あり)で、顔を洗う。
もう少し頑張って登ると、若人の森・いこいの広場へ出る。
広場から山頂までは、3つのコースが設定されている。
おもいやりの道を登ることにする。
どこが思いやりなのか分らないまま、緩やかな登りを歩く。
林間のコースは展望は開けないが、歩きやすい道だ。
炮烙山684m山頂に着く。
樹林が成長した山頂は展望が開けないが、展望台に登ると北、西方向の展望が楽しめる。
21世紀の城というモニュメントにもなっている展望台には気持ちの良い風が吹いていた。
誰もいない展望台を独占していたのだが・・・。
賑やかな声と共に、猿投中学の諸君がやってきた。
あれよあれよという間に、100人以上の中学生軍団に展望台を占拠される。
ヨタヨタと展望台を撤退する・・・。
山頂の喧騒を逃れ、電波塔のあるピークへ向う。
林間の中の静かなピーク。
ここでお弁当を広げることにした・・・。
標高の低い里山も2座を歩くコースを設定することによって、十分歩き応えのある山歩きが出来るようだ。
豊田市の近郊とは思えない奥深い山の魅力を十分に満喫した一日・・・。
登山道で出会った花